今年度は大きなイベントをやる予定のなかったGOENですが、”ゴエン”ありまして、来年2月に開催予定の、調布市の福祉事業所の作品展をコーディネートすることになりました。浅草でのイベントは毎年2月だったので、「搬入は2月13日になります!」と言われたとき、妙なデジャヴ感が・・・笑。
“調布”という地名は、古代律令制の租庸調・三種類の税のうち、各地の特産物の「調」として布を納めていたことから生まれたと言われています。そのほか調布市内には、「布田(ふだ)」「染地(そめち)」という布に関連する地名があります。
市郷土博物館によると、布が名産だったわけではないようです。「多摩川に さらすてづくり さらさらに 何そこの児の ここだ愛(かな)しき」という、多摩川にさらした手織りの布のようなかわいい女児を詠んだ万葉集の和歌が、調布のイメージを後世にふくらませたとのでは、と考えられているようです。江戸後期にも歌川国芳が「武蔵国調布の玉川」という浮世絵に、女性が多摩川に布をさらす様子を描いています。
そんな調布でのイベントなので、タイトルは「CHOFU-fufu(調布-布々)」と決めました。「ふふふ」という思わずもれちゃうような笑声もイメージしています。
そして布といえば!仙台のtam tam dotさんとの出会いから、GOENでもやらせてただいているトワル製作を、今回もやります!今回もTadfurさんにトワルをご提供いただきました。
先日ポスター&チラシ用の撮影を終えました(ここにアップしているのは、私の素人写真です)。ちょっと天候が不安定の中での撮影となりましたが、すてきなポスターになりそうです!詳細はまたおいおいお知らせいたします。