調布市パラアート展~CHOFU-fufuに向けて②

「しごと場大好き」のみなさん。公園清掃中の合間をぬって撮影。職員の方が「今日写真撮るよー」と言ったら、メンバーさんたち大喜び(笑)

今年度は大きなイベントをやる予定のなかったGOENですが、”ゴエン”ありまして、来年2月に開催予定の、調布市の福祉事業所の作品展をコーディネートすることになりました。浅草でのイベントは毎年2月だったので、「搬入は2月13日になります!」と言われたとき、妙なデジャヴ感が・・・笑。

“調布”という地名は、古代律令制の租庸調・三種類の税のうち、各地の特産物の「調」として布を納めていたことから生まれたと言われています。そのほか調布市内には、「布田(ふだ)」「染地(そめち)」という布に関連する地名があります。

このわかりやすい地図は公益財団法人「調布医師会」のサイトより

市郷土博物館によると、布が名産だったわけではないようです。「多摩川に さらすてづくり さらさらに 何そこの児の ここだ愛(かな)しき」という、多摩川にさらした手織りの布のようなかわいい女児を詠んだ万葉集の和歌が、調布のイメージを後世にふくらませたとのでは、と考えられているようです。江戸後期にも歌川国芳が「武蔵国調布の玉川」という浮世絵に、女性が多摩川に布をさらす様子を描いています。


鈴木春信「調布の玉川」

そんな調布でのイベントなので、タイトルは「CHOFU-fufu(調布-布々)」と決めました。「ふふふ」という思わずもれちゃうような笑声もイメージしています。

そして布といえば!仙台のtam tam dotさんとの出会いから、GOENでもやらせてただいているトワル製作を、今回もやります!今回もTadfurさんにトワルをご提供いただきました。

晴れたり、曇ったり…の、天候が不安定の中の撮影。多摩川にて。

先日ポスター&チラシ用の撮影を終えました(ここにアップしているのは、私の素人写真です)。ちょっと天候が不安定の中での撮影となりましたが、すてきなポスターになりそうです!詳細はまたおいおいお知らせいたします。

調布市パラアート展~CHOFU-fufuに向けて①

調布市から依頼を受けて、来年2月に開催予定の福祉事業所の作品展をコーディネートすることになった。今回はGOEN enen PROJECTとしてではないのだが、一緒にやるのはGOENメンバーでありMotherNess Publishing代表の羽塚さん(笑)。

普段神社にて

もう開催まで4か月もないのに、今日初めて調布市福祉事業所の代表者連絡会に出席し、イベント概要について説明することに。連絡会の前に、とにかく調布について少しでも知っておかなければと、近場なのに全く知らなかった調布をテーマを探りつつ練り歩く。水木しげる先生の街ということは、あちらこちらから感じとれたが、調布はまたつげ義春先生の街でもある。赤線地帯や花街跡をいろいろ見たいところだけど、まぁ市が求めているのは当然こんなことではないだろう。。。

と、個人的な興味はともかく、無事に連絡会を終えたあとは、有志で飲み。ひょんなことから、久方ぶりに最安値居酒屋の一休に行くことになり(もちろんメンバーズカード作らされるのだった…)、チンチロリンの出目で値段(+量)が変わる「チンチロリンハイボール」に苦笑い。これ、居酒屋ではよくあるらしいが私は初めてで「うーむ、チンチロリンねぇ…」と思いつつ、出された横綱級ハイボール(1ℓ)飲んでたわけだが、ちょっと調べたら「チンチロリン・ハイボールに見る我が国におけるギャンブル教育の必要性」なんて記事を発見。まぁ確かに、みんなアホみたいにチンチロリンしていたわけだが。。。

調布のみなさんのあっつい話を聞きつつ、いまだ姿を現さない謎めいた市の担当者にキリキリしつつ、誰かのチンチロリンが絶えず聞こえてくる夜。先のリンク記事等で、チンチロリン・ハイボールは期待値的に客が損する(まぁ当然そうだろうが)とあるが、そんなことより終電逃してタクるという予想だにしていなかった損失。これもまたチンチロリンのせいなのか。。。

今回のしごと、いろんな意味でちょっと不安である笑。

調布・仙川本(2018、エイムック)