ジブリの森を抜け調布を歩く

昨日仕事でほんのちょびっとジブリ関連に触れたのだが(といっても大した話ではないw)、京都アニメーションはジブリ作品にも参加していたと知った。そして今日。吉祥寺からバスに乗って車窓からジブリの森美術館。井の頭公園から続く湿った緑が美しい。

「こんなに世界は美しいのに。こんなに世界は輝いているのに」by ナウシカ

行先は調布市深大寺近く、地元で取れた野菜などの卸売り販売所「深大にぎわいの里」内にある 「街のアトリエ」。市内にある障がい者福祉作業所「しごと場大好き」さんで、アートの指導を行っているアーティスト山田はるこさんが運営する地域に密着したアトリエだ。

今年2月にコーディネーターとして関わった調布市のパラアート展「CHOFU-fufu」の第2回目を、早くも12月に行うことになったのだが、今回は私たちコーディネーターだけではなく、市内で活動するアーティストの方や美術の先生の方々にもアドバイスをいただきながらすすめることになり、その打合せとして「街のアトリエ」に集合したのだった。この日の議題は、7月24日と近々に迫っていた「調布サマーフェスティバル2019」@京王閣でのペインティングのワークショップ。平日のイベントにも関わらず、来場者は5000人と市内のイベントでは大きな祭りなのだそうだ。

限られた予算のなかで、そのほかいろいろとクリアしなければならない条件があるなかで、絵の具はどうするか、紙は何を使うか、ブースをどう設置するか、参加者をどのように誘導するか、そしてもちろん作品はどんな方向性にするかetc….。サンプルを見ながらあれこれ検討。当初は、篠原有司男氏の「ボクシング・ペインティング」みたいに身体全体を使って絵を描くことを考えていたのだけれど、市や施設からの条件をいろいろ考慮していくうちにどんどんダイナミックさが削られていき…(苦笑)。結局、フィンガーペイントに落ち着いたのだけれど、それでもまだまだクリアしなければならないことが多々。あらゆるブレーキは、不安(たとえ1%でもあっても)によってかけられる。

打合せが終わってから、次の仕事まで少し時間があったので、周辺をブラブラ。「街のアトリエ」の階下にある「深大にぎわいの里 調布卸売センター」をのぞくと、市内の採れたて野菜がズラリ。いろいろ買いたくなったけど、さすがに職場にネギしょっていくわけにもいかず、指を加えて見るのみ…。レトロな肉屋、雑貨屋が並んでいて、ふっとかつての調布の賑わいを想像してみたり。

近くを流れる野川も美しく、そしてさらに歩くと深大寺。この時期緑が美しい調布です。ある地域にみっちり関わっていくことの楽しさを、このアート展を通して味わっている。

調布市パラアート展~CHOFU-fufuに向けて②

「しごと場大好き」のみなさん。公園清掃中の合間をぬって撮影。職員の方が「今日写真撮るよー」と言ったら、メンバーさんたち大喜び(笑)

今年度は大きなイベントをやる予定のなかったGOENですが、”ゴエン”ありまして、来年2月に開催予定の、調布市の福祉事業所の作品展をコーディネートすることになりました。浅草でのイベントは毎年2月だったので、「搬入は2月13日になります!」と言われたとき、妙なデジャヴ感が・・・笑。

“調布”という地名は、古代律令制の租庸調・三種類の税のうち、各地の特産物の「調」として布を納めていたことから生まれたと言われています。そのほか調布市内には、「布田(ふだ)」「染地(そめち)」という布に関連する地名があります。

このわかりやすい地図は公益財団法人「調布医師会」のサイトより

市郷土博物館によると、布が名産だったわけではないようです。「多摩川に さらすてづくり さらさらに 何そこの児の ここだ愛(かな)しき」という、多摩川にさらした手織りの布のようなかわいい女児を詠んだ万葉集の和歌が、調布のイメージを後世にふくらませたとのでは、と考えられているようです。江戸後期にも歌川国芳が「武蔵国調布の玉川」という浮世絵に、女性が多摩川に布をさらす様子を描いています。


鈴木春信「調布の玉川」

そんな調布でのイベントなので、タイトルは「CHOFU-fufu(調布-布々)」と決めました。「ふふふ」という思わずもれちゃうような笑声もイメージしています。

そして布といえば!仙台のtam tam dotさんとの出会いから、GOENでもやらせてただいているトワル製作を、今回もやります!今回もTadfurさんにトワルをご提供いただきました。

晴れたり、曇ったり…の、天候が不安定の中の撮影。多摩川にて。

先日ポスター&チラシ用の撮影を終えました(ここにアップしているのは、私の素人写真です)。ちょっと天候が不安定の中での撮影となりましたが、すてきなポスターになりそうです!詳細はまたおいおいお知らせいたします。

FEP POP UP MARKET vol.8

私がやっていたフクシ作業所関連のイベントにも何度か出店していただいたり、読書会用のブックカバーを(勝手に?笑)デザインして作ってくれたり、イベント用に探していた私のイメージドンピシャのCDを貸してくれたり・・・と何かとお世話になっている TETENTOTEN谷口さんらが主催する「fep pop up market vol.8」に。今回は福祉作業所のスターたちが集まり、見知る顔もチラホラ、お会いしたかった方もチラホラ。

会場は主催者でもある梅ヶ丘のカフェFEP。このイベントでは、魔女的オーナー・レイコ氏の手作りのピニャータ割り(くす玉割り)が恒例となっていることもあって、ママ・子どもたちがわっさわっさと集まってきて、途中身動き取れないほどだったけど、割れたくす玉からあふれ出したお菓子をゲットしたら、子どもたちは蜘蛛の子散らすようにいなくなりまして、まったり(もちろんwithアルコール)。

私も今度は酒飲みながらやれるような感じにしたいなぁと思ったが、主催イベントで酒飲むとそれなりに責任感や緊張感があるからか、有り得ない酔っぱらい方をするので、販売系のイベントでは私は飲めないのがちょうどいいんだろう・・・と数々の場面を思い出し、納得した次第。


本日の戦利品は、studio COOCAさんの、宮沢賢治(であろう)バッジ。バッジってどこもかしこも作りがちなんだけど、使う場面もコレクト趣味もない私は敬遠しがち。けど、これは買った。。。TETENTOTENさんに御紹介いただいた松陰神社の「カネサオーガニック味噌工房」のランチプレートも美味しく。

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fep pop up market
https://www.facebook.com/fepmarket/

Good Job 展 @渋谷ヒカリエ

ようやく、ウェルフェアトレードのプロジェクトGOEN enen PROJECTの、2017年度活動のまとめ、来年度のイベント計画を本格的にスタートさせた本日(遅い!)。午前中は、アーツカウンシルの助成金説明会に参加。東京都によるアート、パフォーマンスを対象とした助成金で、少々遅れて会場入りすると、「演劇」「映像」「伝統芸能」・・・といった感じにテーブルが分かれていて、各々自分の活動分野のテーブルに着く。私は「社会支援」テーブル。他のテーブルよりも少なく、2名の参加だった。全体説明会を終えたあと、各分野の担当者さんとお話しさせていただき、離脱。

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そのあと、渋谷ヒカリエで開催中のGood Job 展へ。「福祉」と「仕事」の新しい関係づくりを紹介するこちらのアワード、昨年の大崎イベントにも参加してくれた、神戸萌友さんの「umi tote」、NAOKOさん(×cobo Ueda ×社会福祉法人 花水木の会 かすたねっと)の乳酸菌を使用したお菓子が入選!さらにそこから、NAOKOさんは大賞にも選ばれたそう。

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NAOKOさんが会場にいたので、少しお話しさせていただいたが、アワード受賞の喜びはありつつも、これから商品を流通させていく仕組みづくりについては悩んでいる模様。お互いにシビアな金関係の情報交換をする。。。

その他ご紹介いただいた、岩手県盛岡市にある、裂織りの幸呼来(さっこら)Japanさん。裂織りやってる作業所は多いけど、非常に突き抜けた商品(とパートナーシップ)を作っていて、コレクションブランドのアンリアレイジや、オニツカタイガー、中川政七商店とのコラボなどを行っている。オニツカタイガーは、去年4,000足作って即完売だと!やはりプロダクト(クラフト、ではなく)作りとなると、専門家を超えられない。餅は餅屋。流通網も販売先もあるわけで。もちろん誰もがそういったチャンスを得られるわけではないが、全ての工程を意地でも自分たちでやる!自主生産品を作らねば!と職員の方が頑なになりすぎている作業所があるのは確か。それは一つの思想だとは思うけれど、「誰のため?何のため?」のものづくりをしていては意味がない。

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いろんな会場で遭遇するTETENTOTENの谷口さんとまた偶然お会いして、4月にお店をオープンするお話しを聞き。ウキウキしてきました。春、です。

Good job 展は明日20日まで!
※NAOKOさんのお菓子を一緒に作っているCobo Uedaさんは本もたくさん出版されています。ぶつぶつと菌の発酵によって作られるお菓子、美味しかったです。
ウエダ家『ウエダ家のえがくスープ』(学陽書房、2011)

「門」がない滝乃川学園

福祉ショップ「Souショップ」さんご案内のもと、国立にある日本初の知的障害児者施設「滝乃川学園」さんを訪問。チャペルがあり、森があり、畑があり、川が流れる滝乃川学園は、門がなく(母校、和光大学の様だ笑)いつでもだれでも自由に出入りができ、この日も紅葉とチャペルを写生するひとびとが訪れていた。私も、友人のチェロ弾きChie Naritaの演奏を聴きに、日曜日の朝チャペルで行われたイベントに参加したことがある。

12月のゲートシティ大崎のイベントで出品のほか、ワークショップもしていただくので、今回はそれらに関連する木工グループと陶芸グループの仕事場を見学。なんと木工の材料は、選挙掲示板の廃材。「今年は選挙が2回あったからねぇ・・・」と、園内を案内してくださった部長さんがつぶやき、ああ、と、7月の都議選と、10月の衆議院選挙というここ数カ月の政治のゴタゴタに思いをはせる。「選挙が増えれば、カモメ(滝乃川学園の木工作業グループ)が儲かる」と部長さんが皮肉混じり?の冗談言っていたけど、そもそも、活用するのはいいけれど、これ毎回作っては捨てるというのもどうなんだろうなぁと思わざるを得なかった。選挙費用についてはいろいろと議論も出ているが、あるブログによると、とある自治体の選挙掲示板の費用は1枚で6000円・合計600万程度かかるとある。サイト主も述べているようにこれが高いか安いのかはわからない。ただ、ポスター貼りの人件費などの点からも、デジタルサイネージ化の話も提案されているようだ。

朝礼のあと10時より仕事スタート。とはいえ始まってすぐに、自分たちがつくったベンチにのんびり座っているひともいる。元気に走り回って、職員さんから「仕事だよ!」と言われちゃうひとも、お昼ごはん(この日は鶏肉の中華煮)のことで頭がいっぱいの方も、掲示板で作った簡易小部屋でもくもくと仕事をするものもいる。そういえば社内でも、ビニールシートかなんかで自分のデスク周りを覆ったひとがいたという話を思い出した。変人扱いされていたけど。

賑やかな木工班とは打って変わって、陶芸班はとても静かな、研ぎ澄まされたような空気。そんな雰囲気を反映させたような薄く繊細な作りの器たちが並んでおりました。隣には織のスペースがあって、ここもそれぞれに合わせた作業空間が。私的な思いや記憶がぐっと詰まっているような空間で、なんとも言えない気分になった。

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園内にはアート作品を展示したすてきなアトリエ兼カフェもあるのだが、デッキなどが古くなっているので、補修費用捻出するために居酒屋イベントなんかどう?なんて話もでたり。野菜や麦も育てているので、収穫祭なんてのもいいよなあと、自由な雰囲気に浸らせていただいた。

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→ウェルフェアトレード・フォレスト FBイベントページ
https://www.facebook.com/events/127963857884825/

→滝乃川学園
http://www.takinogawagakuen.jp/

<告知>ウェルフェアトレード・フォレスト@ゲートシティ大崎

ギリギリ2週間前のリリースにこぎつけました。年に1回プロデュースしているウェルフェアトレードのイベント、今年度は2ヶ月以上早く、12月あたまに開催することになりました。会場は縁あって、ゲートシティ大崎という、これまでと少し毛色のことなる場所。

関わる団体も企業も増える、ということは、多くの立場からの意見が飛び交うことになるわけで、正直、いつもより超しんどい!!まだまだフィックスしていないこと盛りだくさんで、すでに若干遠い目になっておりますが、いろいろと企画仕込みましたので、是非足をお運びいただけたらと思います。

ウェルフェアトレード関連の主催・プロデュースイベントも今回で3回目。来年度は、この間見聞きしたことを踏まえ、少し文章を書く方向にシフトできればなぁと、そんな話も進めているところです。会場でそんな話もできればと思っております。

詳しい情報はFaceboookイベントページ

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ウェルフェアトレード(welfare福祉+fair tradeフェアトレード)製品&フードの展示販売会を、今回はいつもとは少し毛色の違う会場、ゲートシティ大崎のB1アトリウムにて開催いたします。

今回は、“森林から都会へ”“都会から森林へ”次世代によりよい環境を手渡す活動を、障がい者福祉とも関わり合いながら行っている「MORIMORIネットワーク」さんの協力を得て、「森」をテーマに、ウェルフェアな空間を演出する予定です。

呼びかけ人は、都内でウェルフェア関連の販売イベントを精力的に行っているグループハッピースマイル。GOEN enen PROJECTは、企画・プロデュースを担当します。

平日のみの開催になりますが、連日ワークショップやセミナーなど盛りだくさんの内容となっておりますので、ぜひ足をお運びください。
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【イベント概要】
●会期:2017年12月4日(月)~12月8日(金)
●時間:11:00~19:00 ※最終日は17:00まで
●会場:ゲートシティ大崎(JR山手線「大崎」駅より徒歩1分)
B1アトリウム

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【ワークショップ&セミナー】
★4日(月)
バルーンアートを作ろう! by ひあしんす城北
12:00~ 体験参加費:無料

★5日(火)
自然(じねん)茶を知るセミナー by お茶を楽しむ会
12:00~/15:00~ 参加費:無料 定員:各回15名

★6日(水)
トワルファッションショー
トワル製作:萌友、神戸カナウ、福花、滝乃川学園、イタール成城、小茂根福祉園、やすらぎの杜 PoMa、からふる、joe’s world
ディレクション:GOEN enen PROJECT
12:00~/15:00~ 観覧:無料

★7日(木)
ネームプレートを作ろう! by滝乃川学園&SOU
12:00~/15:00~ 参加費:1,000円 定員:各回8名

笛と鍵盤楽器の演奏とお話 by わーるどふるーとDUO
12:30~12:50 観覧:無料

<急遽出演決定!>ウクレレステージ by夢野瑞穂
15:00~15:20

★8日(金)
ヒノキの葉リースを作ろう! byみとおし
12:00~/15:00~ 参加費:800円~ 定員:各回8名

★期間中毎日開催
小さなお花畑を作ろう! by 栄和プランニング
参加費:1,200円

★5日・6日・7日開催
エステの森〜ママお疲れさま byエステティックグランプリ
施術費:無料 12:00~ 定員:各日10名
※障害者手帳お持ちの方とその保護者の方優先

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【参加団体】
●あかねの会
●あけぼの作業所
●阿佐谷福祉工房
●あらかわモデル創造プロジェクト(荒川ひまわり・荒川ひまわり第2・荒川福祉作業所・小台橋あさがお・ボンエルフ・町屋あさがお)
●イタール成城
●器れもん(Utuwa Lemon)
●栄和プランニング
●エステティックグランプリ(一般社団法人エステティックグランプリ)
●大町すずらん
●おかし屋ぱれっと・工房ぱれっと(NPO ぱれっと)
●お茶を楽しむ会
●からふる
●クラフト工房LaMano
●小平第二みどり作業所
●Komonest
●さんわーくかぐや (特定非営利活動法人さんわーく かぐや)
●詩膳・詩然Ⅱ
●joe’s World
●杉並希望の会
●SOU(Souショップ)
●滝乃川学園( 社会福祉法人 滝乃川学園)
●調布市社会福祉事業団(すまいる・そよかぜ・なごみ)
●NAOKO・未有庵
●パン工房PukuPuku
●ひあしんす城北
●Petit Pinceau
●福花・まる福( アトリエ福花*Fucca、 渋谷まる福)
●萌友
●FLAGS design
●mother juice・素彩屋・一越会(Mother juice)
●みとおし
●未来こどもランド(社会福祉法人未来こどもランド)
●目黒本町福祉工房
●POMA やすらぎの杜
●夢野瑞穂
●ろーたすの家
●わーるどふるーとDUO

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■主催:グループハッピースマイル
■環境デザイン:MORIMORIネットワーク
■企画・プロデュース:GOEN enen PROJECT
■協力:ゲートシティ大崎管理組合、三井不動産(株)、(株)TADFUR
※このイベントは、太陽生命厚生財団の助成を受けています

チラシ


GOEN enen PROJECT

品川消防署へお伺い

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12月に大崎の某ビルで、GOEN enen PROJECTプロデュースのイベントを行うにあたって、ビルの消防担当者の方と打合せしたうえで、品川消防署にお伺いを立ててきた。今回は複合施設内の広場を使用するため、これまでにない慎重さが必要になっており、慣れない調整にあたふたする毎日。噂には聞いていたけれど実際に直面するのは初めて、これまでは主催者の方々に完全にお任せしていた、というようなルールもいっぱいあって、正直めんどくさいことだらけー。なんでこんなにがんじがらめ?と思いつつも、世の仕組みを学ばせてもらっている。。。

IMG_7390とはいえ、私たちと違って、ビルの方も消防署の方も慣れたものであり、こちらの要望の実現可能性、あるいはその可能性の限界について、実にクリアに話をすすめ、補助線を引いてくれた。とりあえずこの日は無事済んだものの、宿題をいくつか持ち帰ることになった。容易に(というか我々の経済状況では)解けなそうな宿題を。。。

イベントまでもう2ヶ月しかないのだが、いつも2月にイベントをやってきたこともあり、なかなか実感がわかなく、うまくドライブがかからない。その前にくにたちPARADEがあることもあるだろうけれど。同時に大きなイベントを抱えていると、何もかもどうでもよくなってしまう瞬間が、ふっとおとずれる。

<告知>八ヶ岳ほおずき収穫ツアー

GOEN enen PROJECTよりお知らせ〜8時ちょうどのあずさに乗って出発します〜

21742840_796849277161261_7198222037165323521_n土と平和の祭典/ウェルフェアトレードヴィレッジ」に出店いただいたご縁で、長野県茅野市の八ヶ岳福祉農園さんに、フルーツほおずきの日帰り収穫祭に伺うことになりました。

「え、ほおずきって食べられるの!?」と言いながら、おっかなびっくり口にした方も、その美味しさに歓喜した八ヶ岳福祉園さんのほおずきは、食用ほおずきの一品種オレンジチェリーを改良したオリジナルな食用ほおずき(有機栽培)。

甘みと酸味のバランスが絶妙で、栄養価も高く、見た目もキュートなほおずきは、レストランや料亭からも認められた食材。土と平和の祭典でも、「蓮根福祉園」さんや「いでまい食堂」さんが、ほおずきケーキを製造販売し、とても好評でした。

DSC03063a1八ヶ岳福祉園さんの畑は、教科書にも載っている縄文土器の国宝「仮面の女神」が出土した遺跡のお隣。八ヶ岳に囲まれた見晴らしのよいとても素敵な農園で、利用者の方々と一緒に収穫しませんか。

ほおずきの収穫のほか、地元人気のお蕎麦屋さんでの昼食、八ヶ岳福祉農園毛塚代表のお話を伺い、帰りには八ヶ岳福祉農園事務所隣の道の駅でお買い物もできます。

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★日時:9月30日(土)
7時45分新宿駅JRあずさホーム一番前(1号車前)集合
(事前にJR茅野駅までのチケットをお求めください)
※早く到着された方はホームに停車中のあずさに自由席を確保してください。

★スケジュール:8時00分スーパーあずさ5号で新宿駅出発~
10時06分茅野駅到着~八ヶ岳福祉農園の畑 まで車で移動~
フルーツほおずき収穫~移動して昼食~
八ヶ岳福祉農園事務所見学と毛塚代表のお話~
道の駅見学お買い物~移動~
16時20分あずさ26号で茅野駅出発~18時34分新宿駅到着、解散

※8時ちょうどのあずさで出発しますので、遅刻のなきようお願いします。 ※茅野駅に直接来られる方は10時に茅野駅改札口にお越し下さい。10時10分茅野駅から出発します。

★参加費:1,000円 (別途、茅野駅までの往復交通費、昼食費は各自でご負担ください)
★定員:15名
★申込締切:9月27日(定員になり次第、締め切らせていただきます)
★中止の場合:小雨決行、大雨台風などで中止の場合は前日29日17時に中止決定のお知らせをします。

主催:GOENenenPROJECT
連絡先:090-1057-5158(はねづか) hanejun0824@gmail.com

※ 新宿駅(都内)~茅野駅の「特急あずさ回数券」をチケットショップでお求めいただくと片道4,300円程度です (通常の乗車券は片道5,000円になります)指定席券は別途費用がかかります)。

オリジナルの播州織@「神戸カナウ」

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【2017夏/神戸探訪 vol.03「神戸カナウ」】
神戸探訪記、最後は、浅草のイベントにも出店くださった「神戸カナウ」さん。カナウのブランド「Petit Pinceau」において、昨年から取り組んでいる、播州織のアイテムを中心に拝見させていただいた。

播州織とは、加古川・杉原川・野間川などの河川が集まり、染色業に不可欠な水資源が豊富な、兵庫県・西脇市を中心とした地域で1700年代より受け継がれてきた綿織物。糸を先に染め、染め上った糸で柄を織る「先染織物」という手法を用いるのが特徴で、播州織は国内先染織物の70パーセント以上のシェアを占めているそう。

そんな、地元の地場産業とコラボしたオリジナルの播州織の生地たち!カナウメンバーのイラストが、賑やかに織られたカラフルな生地から、さまざまなアイテムが生まれていて、この日見せていただいた新作は、大きな餃子みたいな、ぷっくりと美味しそうなポーチなど。

みなさんが作業している様子を拝見させてもらったり、お話ししたり、そして今回は、あるメンバーさんにピアノを弾いてもらったり。旅の最終日、思いがけずゆったりとした時間を過ごさせていただいた。

カナウさんの播州織アイテムは、ゲートシティ大崎で12月4日〜8日に開催予定の、販売イベントに登場!イベント情報はしばしお待ちを。ただいま、ヒーヒー言いながら、絶賛準備中・・・。

●神戸カナウ http://bari-furi.biz/
●Petit Pinceau https://www.facebook.com/productmixpetitpinceau/

追記)全く知らなかったけど、「べっぴんさん」でおなじみの子供服メーカー「ファミリア」も播州織を使っているんですね。そういえばファミリアは神戸だった!

株式会社ファミリア編『上品な上質-ファミリアの考えるものづくり』(ダイヤモンド社2015)

作業所が作るオリーブオイル石鹸@神戸「小春日和」

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【2017夏/神戸探訪 vol.02「小春日和】
前回ご紹介した萌友さんは、須磨寺駅前でショップ「小春日和」を運営しているということで、お邪魔してきた。萌友さんで作られた商品だけでなく、地域の作業所/工房で作られたアイテムや、セレクトされた雑貨が並んでる。先日の大学での講義で、学生への評価にご協力頂いた方々へのお土産を、ここでゲットすることにする。

前日萌友さんの刺し子布巾と合わせて購入したのは、垂水区塩屋にある「塩屋オリーブ」さんのオリーブオイル石鹸。純植物性オイルを大釜でゆっくりと溶かし、長い時間をかけ自然に乾燥させるという、フランスで9世紀以来受け継がれてきた、いわゆる「マルセイユ製法」で作られた石鹸。出来上がるまでに半年かかるそう。プレゼントした方からも、「あの石鹸、どこで買えるの?」とお問い合わせいただき好評だったのだけれど、いい商品であってもなかなか買えるところがない、というのがウェルフェアトレードのネックのひとつ。

アレッポの石けんなどの「オイルたっぷり石鹸あるある」で、使っていくとキャラメルのように溶けて、ズボラな私は無駄にしないよう使うのに難儀してしまうのだが笑、わずかなかけらでも排水口に流れてしまうのを一生懸命防ぎたくなる、そんな石鹸なのであります。

●小春日和 http://foryou-sashiko.com/b/about-shop
塩屋オリーブ http://tarumitoybox.blog.fc2.com/blog-entry-586.html
塩屋オリーブ販売ネットショップ「ilio」http://ilio-shop.com/?mode=cate&cbid=1806896&csid=0&sort=n